北海道 初登山 ~敏音知岳~
こんにちは。そして初めまして。
今まで登山やキャンプの記録はインスタグラムやFacebookに投稿していたのですが、そこでは山頂の写真や絶景や料理などがメインでアップしていました。でももっと細かい山行やキャンプ中の風景を伝えたくて今回ブログを始めてみました。
たぶん最初は写真と補足と無駄話の投稿が多いと思いますが、慣れていけばもっと構成がしっかりして超面白くなるんで楽しみにしてください。(笑)
はい、では本題!
ずいぶん前ですが4月に北海道の中頓別町にある「敏音知岳」に登ってきました。
これが敏音知岳です。まだ上の方は雪が残ってます。
まあ4月だし暖かくなってきたし大丈夫だろうと思ったのですが、この油断がのちのち返ってきます。。。
登山口へ。
コースタイムの目安は往復で4時間。登りが2時間半で下りが1時間半というところでしょうか。比較的初心者向けの山です。行きます。
登り始めて早々、雪が出現。しかも見事に登山道を覆っているというちょっとめんどくさいパターンです。
そしてこの雪は写真だとわかりにくいんですが、雪が腐っている状態で、雪が溶け始めている状態なんです。ようするに、歩行の際にズボズボ足が雪に取られるというタチの悪い雪でした。
30分くらい歩いたところですかね。一度道に迷いました。雪のせいで登山道が見えにくいのと、よく目印で使われているピンクのリボンが雪に埋まっていたりしているせいでどこに進めばいいのかわからず…。
とりあえずコンパスと地図を照らし合わせながら、方向だけしっかり確認して道なき道をひたすら進みました。
なんとか登山道には戻ってこれたのですが、見事に雪に埋まっている状態…。
ちょっと伝わりにくいんですが、真ん中が道です。奥に繋がってます。右が崖です。滑ったらさよならです…。
まっすぐ歩かずに、つま先を雪に刺して蟹さん歩きです。
こんな感じの場所がたくさんあり、初心者の山なのに常に死と隣り合わせでした…。
無事に切り抜け、山頂まであと少し。
視界が開けてきました。
相変わらず登山道だけがっつり雪が積もってます。
稜線ならではの絶景ですね。
無事に山頂に着きました。が、見事にガスってます。
小さい小屋もありました。
30分くらいねばったら一瞬だけ景色が!!!やっぱどこの山も景色は最高ですね。
お気に入りのナルゲンボトルと看板でパシャリ。
本当はバーナーを持ってきていたので鍋をやろうとしていたのですが、ガスを持ってくるのを忘れて調理できず…。
持ってきた行動食のチョコレートをひたすら食べてました。
下山中はほとんど晴れていて、新緑と雪解け水がきれいでした。
そして無事に下山。
標高703mにしてはなかなかハードだったな~。。
安全に行くには雪が溶けてからですね。
後々インターネットで他の人の山行の記録も見たんですが、真冬にスキーを担いで山頂から降りるというぶっとんだ記録が……(笑)
まあ北海道1発目の登山は色々ありましたが、楽しく登れたので良しとしましょう。
長々とありがとうございました!