鹿島槍ヶ岳 テント泊 DAY2
おはようございます。
前回に続き二日目のこと書きます。
この日は鹿島槍ヶ岳の頂上で日の出を見るために朝3時に起床して4時に出発。荷物はテントにデポして最低限の荷物で向かいました。
荷物が少ないのでコースタイムよりだいぶ早く着いてご来光待ち。
自分が歩いてきた稜線。
この瞬間がたまらなく好きです。
そしてようやくご来光。
鹿島槍ヶ岳 2889m登頂。
山頂は1人で貸切です。
と、思いきや、もう1人おじちゃんがいらしたので撮ってもらいました。
こちらは五竜岳・白馬方面。
この景色をどう表現すればいいかわかりません。
最高な雲海を背に、下山します👍
テント場に戻ってコーヒータイム
この日はもう帰るだけなのでゆっくり片付け。
行きにも寄った種池山荘で働いてる先輩とパシャり。
昔から山小屋で働きたいと言っていたので、叶ってよかったっすね!
ここでもまたピザをいただき、力をつけて下山しました。
下山後は、山頂で一緒に過ごしたおじちゃんに車で温泉まで連れてってもらいました。
ありがとうございます。
1年ぶりの北アルプス、最高でした。
鹿島槍ヶ岳 テント泊 DAY1
こんばんは。
だいぶ時期が過ぎてしまいましたが、夏に行った山を振り返りたいと思います。
去年働いていた北アルプスの山小屋のエリアとは全く離れた山域なので新鮮でした。
【今回の行程】
前日に夜王バスで新宿から扇沢へ。平日でしたが乗客は4人。かなり少なかったですね。
ここが扇沢のバスターミナル。
いざ。
最初の目標地点の種池山荘まではひたすら樹林帯を登る。ただ、この柏原新道という登山道は非常に良く整備されていて歩きやすい。(楽というわけではない)
3時間ほどで種池山荘に到着。
この山小屋で昔のバイト先の先輩が働いていて挨拶がてら一緒に爺ヶ岳までついてきてもらうことに。
爺ヶ岳に到着。
だいぶ歩きました。
先輩とお別れしてこの先にある本日の宿、種池山荘へ向かいます。
途中霧がかかったり、アップダウンの激しい稜線でしたがコースタイムよりだいぶ早く到着。
ちょうど12時くらい。
目的の鹿島槍ヶ岳まではあと2時間もあれば行けるんですが、のんびりしたかったので今日はここまで。今夜はここでテントを張って、明日に備えます。
お気に入りのテント。
中はメッシュなので夏の暑い時期には最適。
目の前の山は劔岳です。圧巻。
いかんせんまだお昼なので、昼食がてら冷池山荘名物のピザをビールとともにいただきます。山でできたてのピザが食べれるなんて、良い時代です。
日が暮れるまで本読んだり、コーヒー飲みながらラジオ聴いてたりしてました。
山に来て”何もしない”。これが1番の贅沢ですね。
DAY2 に続く。
自粛明けの八ヶ岳 ~蓼科山~
こんにちは。かなり久々の投稿です。
今は放浪生活を終え、色々あって東京で働いてます。
緊急事態宣言から4カ月。世間も騒がしかったですが、登山業界もかなり騒がしかったと思います。山小屋の営業自粛を巡っての議論や、地方に、山に来ないでと言う人、山に登って遭難すれば世間から壮絶な批判、救助者と救助隊の感染の有無などかなりシビアになってました。救助隊の件は、カナダのウィスラーでの一件があるのでその影響もあったでしょう。
7月になって山小屋も営業を再開し、また少しずつ登る人も増えてきたので久々に八ヶ岳に行ってきました。
そもそも八ヶ岳という山はなく、長野と山梨に跨る山塊のことを八ヶ岳という。
今回はその山塊の1つである蓼科山に登ってきました。
主な登り方は2つあり、人気なのは7合目登山口。車で7合目まで行き、、そこから2時間弱で山頂に着きます。もう一つは女乃茶屋登山口。今回は女乃茶屋の方から登りました。
最初は平坦な道です。登り始めはまだジメジメしてましたね。
最初の難関。そこそこ急でした。
ただ、ここで息を上げたおかげで体にスイッチが入りました。
道中で見つけたキノコたち。下のキノコは「ウスタケ」、上は何かわかりませんでした。心当たりある方教えてください。
かれこれ歩くこと1時間ちょい。
ようやく景色が。
ここらへんから一気に登ります。道も安定しないのでそこそこハードでした。
もうすぐで山頂という看板を見つけ、最後の追い込み。ここから岩場で、ふくらはぎを痛めつけてきます。
ここが意外と長い…。
無事山頂に着きました。
わかりにくいと思うんですが、この写真の通り平らな岩場が山頂です。めちゃくちゃ広すぎて山頂でも10分くらい歩きました。
真ん中に祀るところがあったので、ここがゴールですかね。
山頂からの景色。
蓼科山は八ヶ岳の最北部にあるので、山頂から八ヶ岳連峰をすべて見渡せます。
天気がいまいちですが、実はこの日は雨予報だったので、まあ良しとしよう。
山頂でランチ。
食べるのに夢中で全然写真撮れてなかった…。
登り始めてから2時間10分くらいで着きました。コースタイムだと3時間なので、少し早く着いた感じですね。3人で登ってペース配分考えながら休憩もちょいちょい入れてこのタイムは上出来と思ってます(後輩はバテてた)。
下山後の1枚。
湧き水でクールダウン。
今月は久々に北アルプスに行く予定です。
北海道生活終了
こんにちは。
北海道での生活が終わり、緊急事態宣言発令と同時に横浜に戻ってきました。
2シーズン過ごした北海道。今シーズンはとあるスキー場でパトロールしてました。
パトロールって何すんの?ってよく聞かれるんですが、スキー場によって業務内容は異なると思うので明確には言えないですが、大まかには……
- ケガ人の救助
- コースのチェック、整備
- コース上にある設置物(ポール、ネット、マット等)の手直し
- フリーラン
- お客さんをナンパ
です。
4つ目と5つ目は人によって違うので真面目にとらえないでください。
だいたい1日の流れとしては、
朝一オープン前に全てのコース状況を無線で本部へ伝える
↓
パーク整備
↓
巡回(ケガ人がいれば救助、その他作業等)
↓
リフトの運行時間が過ぎたらお客さんが残ってないかチェック。
って感じです。
基本的には外にいる時間の方が長いのでわりと体力勝負です。気温も1番寒い時で-15℃超える日もあれば、春は10℃近くなる日もあるので、最初は体が全然追いつかず、慣れないうちはかなり大変です。
コースチェックはお客さんが滑る前に滑れるので、朝一の圧雪バーン、未圧雪のパウダーを一番乗りで滑れる(あくまでもコースチェック)ので、最高でした。パトロールの特権ですね。
日中は救助や作業がなければフリーラン(あくまでも巡回)なのでひたすらトレーニングしたり同僚と滑ってました。地形探しをしたり、雪が降った日はパウダーライディング楽しんだり。
ツリーラン中に飛んで着地失敗して板外れて探し回ったのも今では良い思い出です。
仕事終わった後もナイターで滑って、休日も基本的には滑ってたので4か月間ほぼ毎日滑ってました。もちろん体は毎日ボロボロになるので22時には消灯してましたね。
仕事を通じてスキーが上達したのと、地形や天候、雪質の違いや変化を学び、スノーボードも上手い人に教わったり、バッジテスト受かったり、大会にも参加したりでかなり充実したシーズンでした。
かなり振り回され、危険な箇所に連れていかれたり、無茶ぶりをくらいましたが、それがあっての今があるのでパトロールの仲間達には感謝しきれないですね。
北海道の極上パウダー、北海道特有のスキースノーボードのカルチャー、手つかずの大自然、関東のみんなに共有したいことばかりです。
来年は横浜で過ごす予定ですが、またいつか北海道で滑りに来れたらなと。
その時はスキーかスノーボード、どちらで滑ろうかな。
石狩湾を背にgood-by。
ありがとうございました。
オレゴン放浪記 番外編~Airbnbを使ってみた~
こんにちは。
この記事ではオレゴンでのエアビー体験について書いていきたいと思います。
とは言いつつも、今の時代エアビーは当たり前のように利用されていて特別珍しいものではありません。どちらかといえば「カウチサーフィン」の記事を書いた方が需要があったかもしれませんね。
とりあえず、今回泊まった家をお見せします。
念願の平家。
こちらはたぶんダイニング?
こちらはキッチンです。
このアメリカ感満載のキッチン!!
こーゆーの待ってました!
セミダブルベッド。
基本的にテント泊だったのでベッドが天国に感じました。
この家の番犬。
人懐っこく、めちゃくちゃ可愛かったです。
実は僕、犬が苦手なんですが、泊めさせてもらっている主にそんなこと言えず嫌々触りましたが、意外と可愛いじゃないか。犬を少し克服できた瞬間です。
こちらは夜ご飯。
キッチンは好きに使わせてもらいました。
またしても隼也オリジナルホットドッグ。
ポイントは玉ねぎを刻んだものを入れてます。この玉ねぎの触感が良い味を引き出してくれるのでぜひおすすめです。
僕自身エアビーは日本で数回しか使ったことがないので比較はできませんが、ここのオーナーの人は積極的にコミュニケーションをとってくれたので一人旅している僕からしたらすごい嬉しかったですね。
値段も1泊5000円しないくらいで、サービスや自由度を踏まえると満足いく値段です。
またここに泊まりたいと思える良い場所でした。
オレゴン放浪記 ~山から海へ~
どーも。
オレゴン放浪記もついに最後です。
今回は特別何かをしたわけではなく、海にたどり着いたのでこの放浪記を終わらせるネタにしてはちょうど良いかなと思いました。
オレゴン州はご存知の通り西海岸にあり、海に面しているので海沿いの街、観光スポットはたくさんあります。
オレゴンコーストと言われる観光スポットの中でも有名な「キャノンビーチ」というところに行きました。
あの大きな岩は、「ヘイスタット・ロック」と呼ばれています。
約70mくらいあるそうです。
近くで見るとかなり迫力あります。
遠くから見ても迫力あります。
もちろんこの時期(11月)は寒いので海水浴はできません。
着いてあの岩を見つけた瞬間は興奮と感動でカメラを離せずにはいられなく永遠に撮ってましたが、ある程度落ち着いてふとベンチに座り、改めてよくここまで長い距離運転したなと思い、一気に気が抜けてしばらく海を見つめてました。
お腹も空いたので近くのカフェへ。
よくある海沿いのカフェらしい雰囲気でサンドウィッチ。
サンドウィッチもアメリカに来て飽きるほど食べました。なんなら自分で作った方が安いし美味いんじゃないかと考えながら食べてました。
だってこれ、900円くらいするんですよ?(笑)
まあ普通においしかったですけど。
少しのんびりしてたらあっという間に夕日の時間。
言葉も出ないっすね。
久々に夕日で感動しました。
1年前ほどに新卒で入った会社をあまりよくない形で辞め、そこからふらふら地方でバイトしてお金貯めながら少しずつ計画して旅に出たオレゴン放浪。
学生の頃にオレゴンに留学していたときは勉強に必死であまり観光とかアウトドアができずに日本に帰ってきてからオレゴンの魅力に気づき後悔してました。そして卒業旅行で行ったグランドキャニオンを見て、アウトドア大国アメリカでちゃんとアウトドアしてみたいという小学生みたいな好奇心から始まった今回の旅。
そもそも1人で海外に行くのも初めて、海外で車を運転するのも初めて、ソロキャンプするのも初めて、ほんと初めてのことづくしで大変なことも多かったですが、こうして終わってみると意外となんとかなるのだなと。
良いこと悪いことたくさんありましたが、シンプルに海外キャンプが想像以上に楽しすぎました。
しばらく海外に行くことはなさそうですが、もし次に行く機会があればそこで自分のスタイルが出せるように日本でがっつりアウトドアやります!
ありがとうございました。
オレゴン放浪記 ~クレーターレイク国立公園~
こんばんは。
タイトルにも書いてある通り、クレーターレイク国立公園に行ってきました。
この湖はただの湖ではなく、火山の噴火活動によって形成されたカルデラ湖です。
最深部は597mあり、アメリカで最も深い湖で、世界で7番目に深い湖です。
湖内に浮かぶウィザード島。
夏はあそこまで観光船が出ているらしい。
お土産屋さんや、ミュージアムもあり、観光客であふれていました。
駐車場も展望台もまとまっているのでスムーズに観光できます。
でも、みんなが見ているところから見るのもつまらないと思ったので、少しハイクアップすることに。
Garfield Peakというちょっとしたピークまで歩きました。
道もしっかりできてるので問題ないですね。
途中の景色。
少し離れるだけで人気はなく、のんびり散策できます。
到着。
写真じゃ伝わりにくいですけど、さきほどの展望台よりはかなり景色良いです。
カルデラの男ってやつですかね。
まあ僕もカルデラ湖みたいなもんです。
髪の長さはスルーしてください。
本当はこのクレーターレイクの周りに山が何個かあって、そこから見る景色が絶景なのですが、この時期は雪が降り始めていて通行止めになっていてそこの登山口にアクセスできないので、行く時期には気を付けた方が良いです。
学生の頃にオレゴンに留学していた時から行きたかった場所だったので、行けてよかったです。
やっぱ国立公園を見ると、何かインスピレーションがもらえる感じがします。
ありがとうございました。