オレゴン放浪記 ~タコスパーティー~
こんにちは。
今回はタイトルに書いてある通り、タコスパーティーをやりました。もちろん1人で。
本当はいつも通りハンバーガーやホットドックにしようかなと思ってたんですが、日中に寄ったこのお店がきっかけでやることになりました。
「TACO BELL」です。
日本だとたしか道玄坂あたりにあったような気がします。
ここで食べたタコスに感動して、今夜はタコスを作ろう、となったわけです。
この日は移動日だったので、ゆっくりキャンプを楽しむ予定でしたが、なかなかオープンしているキャンプ場が見つからず、、
夕方になってようやく見つけました。
「セルセン・フォレスト・キャンプ」というキャンプ場です。
無人無料のキャンプ場です。
車が自由に入れます。
各エリアに調子よさそうなかまどがあり、テーブルもあったのでここにします。
昨日誰かが使っていたであろう薪と切り株があったのでありがたく使わせていただきました。
松ぼっくり、小枝から太い木まで色々落ちてました。そりゃそうだ、ここは森の中ですから。自然に感謝します。
ここでポートランドのファーマーズマーケットで手に入れたファイヤースターター。
実践します。
着火。
これでよし。
この日は気温がかなり低いので、焚き火はほんとに大事だと痛感しました。
暖も確保したので、さっそくタコスを作ります。
ひき肉を適当に炒めて
生地の上にレタスひいて炒めた肉を乗せて
最後にチーズを加え、はい完成。
シンプルですが、今まで食べたタコスの中で1番美味かったですね。
森の中で1人で叫びました。
こんな山の奥で食べ物なんて食べてたら絶対動物が寄ってくると思ってましたが、この際なんなら寄ってきてほしかったですね。一緒に食べたかったです。
早く食べ終わってしまったので、あとは寝るまで約3時間くらいひたすら焚き火しながらビール飲んでました。
色々考えてたな~この時。(笑)
とてもしんみりした夜でした。
オレゴン放浪記 ~クライマーの聖地 スミスロック~
こんにちは。
2020年最初の投稿です。
忙しくて書けなかったと言ったら嘘になるんですが、何かと後回しにしてしまった結果、3月になってました。
更新の頻度は永遠の課題になりそうですね。
さて、引き続きアメリカネタです。
前回のペインテッド・ヒルズ散策を終え、さらに西へ車を走らすこと1時間。
スミスロック州立公園に到着。
この日は長距離ドライブだったのと、夕方に着いたのもあり適当にしか写真は撮れなかったです。
とりあえず明日ゆっくり散策しようと思い、ひとまず今夜の野営地探し。
じゃじゃーん!!!
ここは州立公園ということもあり、キャンプ場がしっかり整備されているので安心です。
1泊8ドルです。
スミスロックを背景に堂々とテントを張ってやりました。
お腹も減ったので日が暮れる前に夕食。
環境保護上、テントサイトでの火器の取り扱いは禁止なので、調理専用のエリアが用意されています。
夕食はハンバーグとラーメン。
かなり質素ですがこのハンバーグがめっちゃおいしいんです。
ハンバーグは2個入りで6ドル、ラーメンは40セントくらい。
こんかい使用したバーナーはMSRのポケットロケット2。
日本未発売だったので購入したんですが、なんと今年の4月に日本で発売されるみたいです。約3分ほどでお湯が沸騰するのでかなり便利です。
綺麗な夜空でした。
朝日に照らされるスミスロックを見つめる僕。
たしかこのときは何も考えずに見てました。
テント開けたらこの絶景ですよ。贅沢な朝です。
この日はあの岩の周りを散策しました。
岩の周遊コースは1時間ほどで歩けます。
この日は平日だったのか、ほとんど人がいなかったですね。
ある程度登り、景色を堪能。
怪しい形をした岩が……。
しかもなんと、あの岩でクライミングしてる人がいました。(笑)
さすがクライマーの聖地ですね。
メインの岩も近くで見るとかなり迫力あります。
僕はクライミングはやらないので今回はただの散策で終わってしまいましたが、クライマーからすると興奮してたまらないんでしょうね。
これを機にやってみようかなと、少しだけ思いました。
もう少しアメリカ投稿続きますが、お付き合いください。
オレゴン放浪記 ~Painted Hills~
こんにちは。
今回はセントラル・オレゴンにある「ペインテッド・ヒルズ」について書いていきたいと思います。
ペインテッド・ヒルズは Jone Day Fossil Beds National Monument(ジョン・デイ化石層国定公園)の一部。この公園は3つエリアがあって、それぞれのエリアは車で1時間ほど放れています。今回はその内の1つ、ペインテッド・ヒルズに行きました。
ちょうどオレゴン州の真ん中あたりに位置します。
今回もだいぶ長旅でした。
オレゴン東部にはたくさんの広大な牧場があり、ドライブしながら牧場でバイトしてた頃が懐かしく感じました。
牛って意外と可愛いんですよね。なつくわけではないんですが。
牧場地帯を抜け、セントラル・オレゴンに入ると一気に景色が変わってきました。
無事に到着し、ビューポイントまでのトレイルを歩きます。
およそ30分くらいで山頂に着きます。
ちょうど逆光なのと、少し遠かったので写真だと伝わりにくいですが、圧巻です。
反対側です。
まさに砂漠地帯に来た感じがします。
もう一つのトレイルへ。
やばくないですか、この景色(笑)
なんでこんなのが当然ここにできるんだって思いますよね。The アメリカ!!
さっきのビューポイントより地層との距離が近いので迫力あります。
とにかくやばいしか言ってなかったですね。こんな景色見たら語彙力失います。
このカラフルな丘は、3500万年以上の長い年月を経て起こった火山の噴火や気候の変化によって形成されたそうです。
赤色は気候が暖かく湿っていた時代にできた土壌。気候が乾燥していくにつれて黄色や褐色に変化していったそうです。
少し車で移動すれば、近くまで歩けるトレイルもあります。
木道を歩く自分に酔いながら、誰か撮ってくれないかなと辺りを見渡してましたが、誰もいませんでした。
1人おとなしくシャッターを……。
不思議な丘ですね、ほんとに。
ほとんど観光客もいなかったので、静かにゆったり景色を見ることができました。
去年行ったグランドキャニオンにも少し似てるなと思いつつ、日本にはない自然の形成を感じた1日でした。
学生の頃からずっと行きたかった場所の1つだったので来れてよかったです。
オレゴン放浪記 ~Eastern Oregon~
こんにちは。
今回はオレゴン東部での旅の様子を書いていきたいと思います。
目的地はオレゴン東部にあるワローワという場所。
ルートはこんな感じです。
約300マイル。キロに直すと約500キロです。このマップで見ると大したことなさそうですが日本に当てはめたらいかに果てしないかがわかります。
旅の様子を書く前に、オレゴンのガソリンスタンドの話を軽くしときます。
州によって事情は異なるかもしれないので、ここではあくまでも”オレゴン”のガソリンスタンドについて話します。
適当に撮ったので伝えわりにくいかもしれませんが、基本的にはコンビニと併設している感じです。
基本は機械にてカード払い。でも日本のカードは使えないらしく、コンビニの中で決済になります。
給油する機械の番号と、何リットルいれるのかを伝えて現金もしくはカードで払ってから給油します。ちょっとめんどくさいですね。
給油~
事前にYouTubeで勉強していたのでスムーズにできました。
そしてこの写真にもあるように、窓ガラスようのモップと洗剤が用意されていて、給油のついでに洗車できます。日本みたいに店員は窓ふきしてくれません。
ちなみにこの日は-8℃だったので凍ってました(笑)残念
オレゴンのガソリンスタンドは基本的に店員が給油してくれるところが多いみたいです。
はい、では旅の様子を。。
オレゴンは東に行けば行くほど何もないです。
草原地帯の真っすぐな道路をひたすら走ります。
この何もない草原地帯を走らせること5時間……。
ワローワ連峰の麓にあるワローワ湖へ到着。
ちょうど逆光で見にくいですがかなり透き通ってます。
この派手過ぎず地味過ぎず微妙な感じが良いんですよ。
この湖は氷河で形成されていて、奥の山脈は「リトル・スイス」と呼ばれています。
そしてこのワローワ湖の観光拠点となる「ジョセフ」という街へ。
小さな町ですが、ここは「アート」の街と言われていて、さまざまなアーティストがこの街に集まっているそうです。
僕も色々アートっぽい街並みを探してみたのですが、全くわかりませんでした。
ちょっとお洒落な店でランチ。
このお店のお姉さんにも色々聞きましたが、やっぱりわかりませんでした。
もっとアートのことを勉強したいと思います。
それにしても相変わらずボリュームが…。
帰り際のワンショット。
山脈を見るといちいち興奮しちゃいます。
長距離移動で時間もタイトということもあってあまりのんびりできなかったですが、もし次来る機会があったらあの山を攻めたいですね。
長々とお付き合いありがとうございました。
オレゴン放浪記 ~Mt Hoodを見ながらホットドックを食うの巻~
おはようございます。
今働いているところがわりとハードなので帰宅してもパソコンをいじる暇がなく、というか時間はあるけど気力がないのでなかなか更新できずにいました。
さて、タイトルにもあるようにオレゴンのシンボル、Mt. Hoodに行ってきました。
オレゴン富士とも言われています。
雪のかかり具合が富士山に似てますね。
撮影場所はトリリアム湖というところです。
車で中腹までいけるのでひとっ走りしてきました。
ここはスキー場もあって、夏も滑れるそうです。
今回のここに来た目的は、アメリカのロングトレイルの1つである「パシフィック・クレスト・トレイル」を歩くことです。ちょうどこのMt.Hoodを通過していて、少しですがそのトレイルを歩くことができます。
が、実はこの日ものすごい強風の日で、断念しました。推定風速20mあったと思います。砂が舞っていて歩くのも困難でした。
天気はものすごいよかったので車で待機していたのですが、やむ負えず撤退。。。
ここは山麓にあるgovernment campというところ。
先ほども書いた通り、ここは1年中スキー、スノーボードができるので世界中のプロがこの山に集結するみたいで、そこの宿泊地です。
ロッヂやレストランなどがたくさんあって、シーズンになるとここは活気があるとのこと。日本人も来たりするみたいです。
天候が安定してればもっと散策できたのに残念ですが、今夜のキャンプ地へ向かいます。
今夜の野営地です。
ここは雪が降ればスノーパークといって、僕もよく分からないんですが雪遊びができる公園になるみたいです。
一応ネットで調べたら無料のキャンプ場に登録されていたのでありがたく利用させていただきました。
セッティングはこんな感じ。
オレゴンのシンボルを眺めながらの焚き火は贅沢でした。
夜飯は隼也オリジナルホットドックと、インディアン・ペール・エール!
文句なし!!!
口周りがケチャップとマスタードまみれでしたが、誰も見てないのでいいかと思い、拭かずにそのまますごしました。
星空も最高でした。
1人キャンプなのでこの感動を共有できる相手がいないのが残念ですが、ここまで綺麗だと独り占めしたいですよね。そんな心境の変化を感じた瞬間でした。
次はいよいよオレゴン東部へ行きます!!
オレゴン放浪記 ~初の海外テント泊~
こんばんは。
今回の記事では初の海外テント泊での体験について書いていきたいと思います。
アメリカ(オレゴン)にはRVパークというキャンピングカーや車中泊をするための施設がたくさんあり、区画には電源があったりシャワールームがあったり場所にもよりますがかなり快適に過ごせる場所です。Campgroundというのはテント泊ができるキャンプ場のこと。
Campgroundは場所によりけりで有料・無料の場所、シャワーの有無など色々あります。
今回はFreecampsites.net というキャンプ場検索のサイトを使って場所を調べました。
アメリカでキャンプを考えている方は絶対に役に立つと思います。
さて、この日に泊まったのは「Bridge RV park & Campground」というキャンプ場。
ここはRVパークとCampgroundが一緒になっているキャンプ場です。
芝生に立っている灰色の柱みたいなのが電源。コードをさせば好きなだけ電気を使えます。
目の前には貨物線が通ってます。こいつさえいなければ……
ここはちゃんとシャワーがついてました。
ここがテントサイトです。
テーブルとベンチがついていました。
料金は1泊30ドルとちょっと高め??
まあこの近辺にキャンプ場がここしかなかったので文句は言わないです。
早速設営。
前の記事でも書いた、MSRゾイック2です。
紅葉と落ち葉からなる見事な演出。
フライシートセット。
今回巡ったアウトドアショップで厳選されたアイテムたち。
- ガスバーナー:JETBOIL
- パーコレーター:G.S.I
- フライパン:G.S.I
- クッカー:MSR
- ボトル:ナルゲン REIコラボモデル
- クーラーボックス:イグルー
天気も良く、お腹も空いたので日が沈む前に夕飯にしました。
ハンバーグ焼いて、レタス加えてBBQソースかけてパンを挟むだけ。これが最高に美味い。
4個食べました。
この日のお客さんは僕以外いなかったので、誰とも会話することもなく独り言のオンパレード。
薪を買い忘れてしまい焚き火ができなかったので、ご飯食べた後はテントの中でコーヒー飲みながらひたすら人生について考えていました。
アメリカでキャンプっていうと大自然の中でっていう過酷な環境の中でのキャンプを想像してましたが、日本みたいにちゃんと整っている場所もあるんだなと。
特にトラブルもなく、無事に海外キャンプデビューしました。
オレゴン放浪記 ~コロンビア渓谷&マルトノマ滝~
こんばんは。
この記事からはレンタカーを借りてキャンプ道具を詰め込んでオレゴンの大自然を巡る様子を書いていきます。
ポートランドに3日間滞在して時差ボケを直し、気候にも順応し、店員からキャンプに関する情報を仕入れていざロードトリップへ。
今回のレンタカーは「Thrifty」という会社で借りました。
初の海外での運転は不安でしたが、間違えることは分かりきっていたのであんま深く考えてなかったです。もちろん左レーンも走りましたし、ウィンカーとワイパーも間違えましたし、交差点での赤信号の際に右折レーンだけは進んで良いのにも関わらずずっと停止していてめちゃくちゃ後方の車に怒られました。全然想定内です。
とりあえずスーパーで色々買い物してから車を東に走らせ、最初の目的地「コロンビア渓谷」へ。
このコロンビア川はワシントン州とオレゴン州の境目にある川で、水源はカナダにあるカナディアンロッキーで、太平洋へ繋がってます。
ただの川でも、スケールが違いますね。
ここよりもう少し先にあるフッドリバーという場所があり、そこはウィンドサーファーで賑わっています。
クラウン・ポイント・ビスタ・ハウスという展望台から眺めました。
ここは1918年に開拓民を記念して水面から223mの断崖に建てられた資料館です。
ここから景色を眺めることができ、撮影スポットとしても人気です。
ちなみにめちゃくちゃ風が強く、目が開けられませんでした。
そりゃウィンドサーフィンの聖地になりますね。
さらに東に車を走らせること数十分。お目当てのマルトノマ滝。
コロンビア渓谷沿いにあり、落差189mもあるオレゴンで最も高い滝です。
このエリアには滝が90近くあるのだとか…。
中腹にある橋まではトレイルが整備されており、間近で見ることができます。
中腹にある橋からの景色。
360度自然に囲まれた景観がすばらしい。
写真じゃちょっと伝わりにくいかもですが、結構水がかかります。
年間の水量も豊富らしく、時期を選ばず観光できます。
お土産屋さんです。
どちらのスポットもポートランド市内から30分くらいでこれるのでおすすめです。