北海道最高峰へ挑む ~旭岳~
こんにちは。
前回の利尻岳の記事から空いてしまいました。。。
先日、再び北海道の山に登ってまいりました。
大雪山というのは、1つの山の名前ではなく、北海道中央部にそびえる火山群の名称である。1つの山ではないことを明確にするため、大雪山系とも言われている。
(Wikipedia参照)
今回僕が登ったのは、大雪山系の旭岳という山で、大雪山系の中でも一番標高が高く、そして北海道最高峰の山です。
最高峰といってもすごいハードルが高いわけではなく、ロープウェイが途中まで通っているので初心者でも気軽に挑戦できます。気合が入っている人なんかは旭岳に登って縦走していきます。
僕はスケジュールの関係で午後には札幌に行かなければならなかったので、途中までロープウェイを使いました(笑)
さて、今回の行程・・・・
6月29日 天気 曇り
7:45 ロープウェイ乗車→8:00 ロープウェイ終点姿見駅到着→8:20 姿見駅出発→9:35 頂上→10:10 山頂出発→11:30姿見駅到着
標準タイムは、行きは2時間半、帰りは1時間半ほどで登れます。
まずは、ロープウェイで標高を一気に稼ぎます。
山麓は結構曇ってたんですけど、少し標高あげると視界が開けてました。
ロープウェイ終着駅、姿見駅に到着してしっかり登山計画書に記入。
では、いざスタートです。
さすが活火山。活火山は久々で、おそらく2年前の北アルプスの焼岳以来かな。
まだ雪が残ってます。北海道の2000m級の山の気候は本州の3000m級に値するらしいです。どうりで寒いわけです。
15分ほど歩くと最初の撮影ポイント。
本当は目の前に綺麗な池があって旭岳とのコラボが素晴らしいのですが今日はあいにくの曇り&雪がとけていない…。
ここまでは散策路になっていてスニーカーでも気軽にこれます。
さらに10分ほどい歩くと6合目へ到着。
写真でも伝わると思うんですけど、岩と砂利のせいで歩きにくいです。
吹き上げてます。
南側にはおそらくトムラウシ山と思われます。
7合目へ到着。
わりと急な斜面になってきて、一気に標高を稼いだ感じがしました。
最初から森林限界の登山は富士山以来です。
8合目到着。
そのままノンストップで一気に9合目へ。
ただここでハプニング。
このあたりから一気に風が吹き、かいた汗が一気に冷えて急いでシェルを出しました。
登っているときは基本的に無風だったので動いてるのもあり薄着でいたのでかなり体力持ってかれる勢いでしたね。
寒くても必死に撮りました。晴れてれば……。
そして無事に登頂。
さっきの強風は嘘かのように山頂は無風でした。
休日でしたが、まだ9時半なので人も4組くらいしかいませんでした。
見にくいですが、黒岳への縦走コース。
今回は旭岳単独だったので、次にもし来るとしたら縦走したいですね。
お昼にはまだ早いですが、カップラーメンを。
僕が愛用しているバーナー、SOTOのST310っていうやつで、低温時でも安定して使えます。
30分ほど滞在して、そのまま下山しました。
最後の最後で転んで肘をすりむいてしまったのが心残り。
下山途中に多くの登山客とすれ違って、初心者の人もゆっくりマイペースに頑張っていました。
前回の利尻岳のハイペースでばてた経験をいかして今回は一定のペースで登ることができたんで、ほとんど疲れなかったですね。成長。
みなさんも北海道で登山するならぜひ挑戦してみてください!